遠近両用レンズ
そもそも遠近両用とは?
「リラックスレンズ」ページはご覧いただけましたでしょうか?その中の「どういう仕組み?」のご説明通り、レンズの上側が遠くが見えやすい度数、下側が近くが見えやすい度数となっているんです。
もっとわかりやすくすると、図のように上から下に向かってピントの合う距離が近づいていくようになっています。「リラックスレンズ」との違いは、この距離を検査によって明確にセッティングしていくことにあります。
※画像は4段階変化ですが実際は無段階に変化
皆様一度は聞かれたことのある「遠近両用」ですが、いかがでしょう、「慣れにくい」「フラフラする」など、ネガティブな印象がおありではないでしょうか?
今一度画像をご覧ください、グレーに塗られた部分があります。これは、いろいろな度数を無理矢理組み合わせたことによっておこる「ゆがみ」です。この部分は視野が安定せずキチンとした見え方になりません。この「ゆがみ」の存在が上記のネガティブなイメージの原因なのです。
※「ゆがみ」は外見からは見えません
ゆがみがあるから使いにくい?
じゃあやっぱり遠近は使いにくい?答えはNoです。「ゆがみ」には強弱があります。
図のように同じ距離にセッティングしたとしても「ゆがみ」の面積の大小、そして濃度の差が出ることがあります。そうした場合、図のように見える距離それぞれの横幅が変わってまいります。すなわち、CよりAの方が「慣れにくい」「フラフラする」になりやすく、逆にCの方が「慣れやすい」「フラフラしにくい」ということなのです。
※「ゆがみ」への耐性には個人差があります。
「ゆがみ」の差を決定する要因は以下の点が挙げられます。
1、近くが見えにくくなればなるほど遠くとの度数差が広がり、「ゆがみ」は強くなるということです。
2、レンズメーカー様が研究を重ね、様々な手法によって「ゆがみ」を少なくするレンズを開発されているのですが、そのグレードによって「ゆがみ」の差がでるということです。
3、上下幅が狭い、いわゆる細いフレームほど、度数変化を短い距離でせねばならず、「ゆがみ」が大きくなる、ということです。
すなわち、レンズのセッティングやセレクトにより、慣れやすい状態での製作が可能、ということなのです。
遠近両用は遠くが主体です!
もう一つ、遠近両用がネガティブなイメージになっている原因があります。それが、遠近両用が現代社会の近く重視のシチュエーションには合わないことが多い、ということです。
図のように遠近両用は遠くを主体としており、近くはおまけ、パソコンなどの中間部分は度数が移り変わる過程でしかないのです。
その狭ーい部分をピンポイントに視線を通すことができればいいのですが、作業中の姿勢は一定ではないですから、つい別の距離の部分で見てしまったりして、「遠近使ってるけど疲れる」という現象がおこってしまうんです。
あくまで、遠近両用は遠くメインです。
まとめ
以上、ご説明させていただきましたが、
近くも見えて運転もできるレンズは遠近両用だけなので、
近くが見えにくい方にとっては必須のメガネになります。
グレード別にテストレンズをご用意しておりますので
ぜひ店頭でご確認いただければと思います。
クラス別価格表
REASONABLE CLASS
- リーズナブルクラス -
初めての方、価格を抑えたい方へ
エントリーモデルとしてラインナップしました
「リーズナブルクラス」ですが、
その性能は「内面累進」「両面設計」を搭載しており、
製造メーカーも「ニコン・エシロール」「セイコーアイウェア」と
安心の一流メーカーとなっております。
屈折率 1.50
2枚一組¥8,300(税込)
屈折率 1.60
2枚一組¥9,800(税込)
屈折率 1.67
2枚一組¥11,800(税込)
屈折率 1.74
2枚一組¥14,000(税込)
※防汚コート付 UVカット99.9%(1.50は除く)
STANDARD CLASS
- スタンダードクラス -
すべての遠近ユーザーへ
メガネ21のスタンダードクラスは
他社さんのスタンダードと価格面で一線を画します。
メーカー様にご迷惑がかかりますので
ここで明確な商品名はお伝えできませんが、
さらに「ゆがみ」を抑えた
高性能な商品ラインナップとなっております。
屈折率 1.50
2枚一組¥12,500(税込)
屈折率 1.60
2枚一組¥15,400(税込)
屈折率 1.67
2枚一組¥18,600(税込)
屈折率 1.74
2枚一組¥22,000(税込)
※防汚コート付 UVカット99.9%(1.50は除く)
遠近両用の限界を感じられる方へ
室内での活動が多く、お仕事などでパソコンが長時間に渡り、疲れが溜まっていませんか?
今お使いの遠近両用にプラスアルファで軽減できるかもしれません。
今は使っていない昔のメガネにレンズだけ入れることも可能です。
是非、「中近両用レンズ」「近近両用」をご覧くださいませ。